後遺障害の種類
後遺障害等級表には後遺障害の内容について最重度の1級から14級まで14段階の格付けをして、各等級の後遺障害の内容を定めています。
交通事故における主な後遺障害の内容は以下のとおりです。
主な後遺障害の分類
部位 | 後遺障害の内容 |
高次脳機能障害 | 脳の損傷による多彩な認知障害、行動障害及び人格変化を典型的な症状とする。 |
遷延性意識障害 | 重度の昏睡状態で植物状態とも言います。 |
脊髄損傷 | 中枢神経系である脊髄の損傷による障害、運動障害・感覚障害などが生じる。 |
むちうち(末梢神経障害) | 首・腰に痛み、上下肢の痺れ、頭痛、めまいなど。 |
眼の後遺障害 | 視力障害、調節機能障害、運動機能障害、視野障害など。 |
耳の後遺障害 | 聴力障害、欠損障害、耳鳴、耳漏など。 |
鼻の後遺障害 | 嗅覚障害など。 |
口の後遺障害 | 咀嚼機能の障害・味覚障害、歯牙障害など。 |
上肢(肩・腕)の後遺障害 | 上肢の欠損障害、機能障害及び変形障害。 |
手の後遺障害 | 手指の欠損障害、手指の機能障害。 |
下肢の後遺障害 | 下肢の欠損障害、機能障害、変形障害及び短縮障害。 |
足指の後遺障害 | 足指の欠損障害、足指の機能障害。 |
醜状の後遺障害 | 外貌の醜状など。 |