過失割合・過失相殺とは
過失割合とは、加害者、被害者ともに持つ過失の程度を示すものですが、交通事故の示談交渉において、過失割合・過失相殺の問題は、損害賠償額に大きく影響を及ぼします。
被害者が加害者に対して請求できる損害賠償額は、被害者が被った損害額に過失割合をかけたものになります。例えば、被害者が1000万円の損害を被ったにもかかわらず、被害者の過失割合が40%になってしまうと、加害者に対して600万円(1000万円×40%)しか支払を受けることができません。従いまして、過失割合は、受けられる賠償額に大きな影響を及ぼします。
過失割合についても、納得がいかない場合は、専門家である弁護士にご相談ください。